開発の底上げにつながる研究を目指して。

Q.高田香料を選んだ理由は何ですか。

香料会社に興味を持ったのは、香料を通じて、分野を限定せず様々な食品に関われると考えたからです。高田香料を選んだのは、技術面に力を入れていて製品作りの土台がしっかりしていること、会社が大きくないぶん色々な仕事に携わることができると思ったこと、先輩社員や面接官から親しみやすい雰囲気が伝わってきたことが主な理由です。

Q.仕事内容を教えてください。

香りは数多くの香気成分で構成されており、私たちはその成分を分析・合成しています。様々な食品から香気成分を抽出し、その性質や量を調べ、未知成分や市場で手に入らないものがあれば合成して匂いを確認します。これらの結果は、調香師が香料を開発する起点となることもあります。また、顧客との共同研究や、学会発表、論文・学術記事の執筆なども仕事のうちです。

Q.どのようなときにやりがいを感じますか。

分析対象は常に変わり、ルーチン作業はあまりありません。実験条件は適切か、キーとなる香気成分は何か、工夫できることはないか……常に頭を働かせています。そのような中で、調香師に香料の出来栄えに関わる香りの情報を提供できたときはうれしく感じます。開発力の底上げになるような、新しい研究手法の発掘を求められることもあり、プレッシャーは大きいですが、これらは全てやりがいとも言えます。

Q.日頃から心がけていることはありますか。

日々の仕事の中で、疑問や興味を持つことが大事だと思います。ふと、あれ?と思って調べたことが自分の知識となり、新たな発見や発想につながることもあります。また、苦手なことも取りあえずやってみること。仕事柄、分析機器のメンテナンスは必須ですが、機械音痴の私は強い苦手意識がありました。初めは失敗ばかりでも、手を動かしているうちに何とかこなせるようになり「やらなければできるようにならない」と改めて感じました。

Q.高田香料はどのような会社ですか。

創業者が研究者だったこともあり、研究開発を重視しています。最新機器も充実し、分析の目的に合わせて装置を改造することも。内容次第では、個人が提案した研究テーマに取り組めるため、それがモチベーションにもつながります。また、研究職にも関わらず、展示会の出展ブースのデザインや、お客様と新商品の共同企画なども経験できました。垣根が低く自由の利くところは高田香料の長所のひとつだと思います。

学生時代・クラブ活動などで体験したことや、趣味の事など教えてください

学生時代は中高大の9年間、吹奏楽部で楽器を吹いていました。コンサートでステージ慣れしたおかげで、学会やお客様へのプレゼンなど、大勢の人の前に出ても緊張せずにいられるのかも?
写真は上野動物園に大好きなパンダを見に行ったときの1枚。多くの人に見られているのにリラックス。かわいくて癒されます。