試行錯誤の経験が開発に活かされています。

Q.高田香料を選んだ理由は何ですか。

学生時代は、タンパク質のリン酸化酵素の研究をしていました。このまま研究を続けるか就職するか悩みましたが、もともと料理が好きだったので食品業界を中心に就職活動することに。活動する中で食品の香りに興味を持ち、香料会社について調べていると、地元の関西に本社をおく高田香料を知りました。内定が出たときは他社の選考試験も残っていましたが、技術力に優れた高田香料を選びました。

Q.仕事内容を教えてください。

主にスナック菓子や加工食品等に使われる、粉末状のシーズニング(調味料)を開発・提案しています。例えば、ポテトチップスやせんべいなどの味には、当社のようなシーズニングメーカーが大きく貢献しています。

お客様から依頼をいただくと、香りや味の原料を配合してシーズニングを作成し、試作品の形で評価していただきます。自分で考えたものを提案することもありますので「提案・開発・製造・販促」の全体の流れに携わることができます。

Q.思い出に残るエピソードを教えてください。

入社当初、お客様の看板商品のひとつを担当したとき、数えきれないほどの試作・評価・改良を経て、ようやく採用に至ったことがあります。今考えても本当に苦労しましたが、その商品が店頭に並んでいるのを見て、達成感と同時にホッとしたのを覚えています。試行錯誤を繰り返した経験は、今後の開発力につながると思います。

Q.日頃から心がけていることはありますか。

私たちは、目的とする料理や食べ物の風味や味わいの特徴を表現するために、実際にそれらを食べたり匂ったりして頭に刷り込みます。おかげで食べ物の匂いを嗅ぐ癖が身に付きました。

Q.職場の雰囲気を教えてください。

初めての開発は「梅」味のシーズニングでした。今ではそんなに難しくない内容の仕事ですが、当時は期待と不安でいっぱい、これが採用されたらいいなあ、と思っていました。今考えると、悩んだり手一杯になっても、まわりのスタッフがいつも声をかけてくれるので、安心して仕事をしていました。

今まで経験のないことをしたいという好奇心から、入社2年目に音楽教室でサックスを習いはじめました。意を決して購入したこのアルトサックスで、好きな曲を演奏できるのが楽しいです。